ピエドラ川のほとりで私は泣いた

ISBN:4042750036 文庫 山川 亜希子 角川書店 ￥514

必要な時に、必要な本に出会うと思います。
これを読んだのは半年前。
この作者の本は前から愛読していたので、この本を読む機会はこれまでにもあったはずなのに、
この本が私の前に現れたのは半年前。

あの時ではければならなかったのでしょうねェ。
それとも私の場合、ここに行き着くのに6年も必要だったということでしょうか。

愛とは、相手に一切を委ねること。
遅かれ早かれ、いずれは誰もがこの恐怖を克服しなければならない。

そう作者は言っている。
ピエドラ川のほとりで、涙を流すピラールに、自分の姿を重ねてしまいました。
なぜピラールは泣いているのか。
読んでもらうと分かります。