今日の日記

彼からの返事。

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ニューヨークでの僕の行動を振り返ってみると、僕にも気分のいいものではなかった。けど、僕らは友達で居続けて全部解決したんだ。

僕は本当に挑戦している。そして全ての人にとって正しいことをする。人を利用したり、期待をもちあげたするのは好きではないんだ。理解することが僕らにとって重要なんだ。

今、ドバイから君に書いている。西洋の基準にさえ、開かれているところだ。

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人とのかかわりは、どれだけ一緒にいられたかではなく、どれだけ魂が深くかかわりあったかによるらしい。
一度会っただけの人に言われた一言が人生を決めたり、施しをした物乞いから何かを学んだり。
一瞬の出会いでも、何年も一緒にいる人よりも深く、魂がかかわりあうことがある。

彼との出会いは既に決まっていたのだ。
結論も決められていたのかどうか、、それは分からない。
しかし私たちはこの結論を選んだ。
選んだ上で出会ったのか、出会ってから決めたのか分からない。
いずれにせよ彼ほど、私の魂にかかわった人もいないと思う。

「全ての人にとって、正しいこと」は存在しないと思う。
しかし、彼らしい考えだ。彼はとても人間臭い人だ。そこが素晴らしい。稀有な才能だと思う。
でもやはり君は、アメリカ人だ。

アメリカの資本主義、西洋の基準を、全ての人が必要としているわけではない。
でも彼は知っている。中東では決して自分達アメリカ人が好かれていないことを。

正解は存在しない。
だからこそ彼が正しいと思ったことをすべきだと思う。

ドバイは面白いところだった。
黒装束に、黒い刺青を入れた指先。真っ黒に目の周りを塗った、アイメイク。

日本からは遠いところだったなあ。
しかし、人は本気で行こうと思えばどこにでも行けるのだ。
ある日突然、行くものなのだ。


-Jorry-